住民税の計算
前年の年収と家族構成から、住民税の年額と毎月の天引き額を計算します。2026年の年収にかかる住民税(令和9年度)は、2027年6月から2028年5月まで給与から引かれます。
住民税の計算方法
- 前年の給与収入から給与所得控除を引いて給与所得を出します。
- 社会保険料控除と住民税の人的控除(基礎控除43万円、配偶者控除33万円、扶養控除33万円・特定扶養45万円など)を引き、1,000円未満を切り捨てて課税標準額を出します。
- 課税標準額の10%から調整控除(所得税と住民税の人的控除の差を埋めるもの、最低2,500円)を引いたものが所得割です。
- 所得割に均等割(標準5,000円)を足したものが住民税の年額です。
年収別の住民税(令和9年度)
| 年収 | 所得割 | 均等割 | 年額 | 月額(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 150万円 | 8,100円 | 5,000円 | 13,100円 | 1,092円 |
| 200万円 | 50,500円 | 5,000円 | 55,500円 | 4,625円 |
| 250万円 | 86,000円 | 5,000円 | 91,000円 | 7,583円 |
| 300万円 | 110,600円 | 5,000円 | 115,600円 | 9,633円 |
| 400万円 | 170,500円 | 5,000円 | 175,500円 | 14,625円 |
| 500万円 | 238,000円 | 5,000円 | 243,000円 | 20,250円 |
| 600万円 | 302,200円 | 5,000円 | 307,200円 | 25,600円 |
| 700万円 | 370,500円 | 5,000円 | 375,500円 | 31,292円 |
| 800万円 | 448,000円 | 5,000円 | 453,000円 | 37,750円 |
| 1000万円 | 632,800円 | 5,000円 | 637,800円 | 53,150円 |
| 1200万円 | 822,700円 | 5,000円 | 827,700円 | 68,975円 |
| 1500万円 | 1,103,700円 | 5,000円 | 1,108,700円 | 92,392円 |
天引きのスケジュール
会社員の住民税は、市区町村から会社に届く税額決定通知書に従って、6月から翌年5月までの12回に分けて給与から引かれます(特別徴収)。年額を12で割った100円未満の端数は6月分に加えます。
所得税との違い
- 住民税は前年の所得にかかる「後払い」です。所得税は今年の給与から毎月引かれ、年末調整で精算されます。
- 住民税の基礎控除は43万円で、所得税(2026年は最大104万円)より小さいため、所得税がかからない人でも住民税はかかることがあります。
- 税率は所得にかかわらず一律10%です。
よくある質問
年収500万円の住民税はいくら?
東京都・独身・39歳以下の場合、年243,000円(所得割238,000円+均等割5,000円)、毎月約20,250円です。
住民税がかからない年収は?
単身で給与収入だけなら、合計所得45万円以下で所得割・均等割とも非課税です(均等割は自治体の級地によって少し違います)。2026年の年収なら給与収入119万円以下、2025年の年収なら110万円以下が目安です。
退職したら住民税はどうなる?
1〜5月に退職すると、5月までの残りが最後の給与からまとめて引かれます。6〜12月に退職した場合は、残りを一括で引くか、自分で納付書で払う(普通徴収)かを選べます。